三条京阪・川端御池の京都らしい路地奥にあるフランス料理店 "ルレ・ヴェルダン" 平安神宮・京都市美術館・琵琶湖疎水など岡崎周辺散策後にお立ち寄り下さい
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Relais Verdun ルレ・ヴェルダン

フランス料理、今 昔 と店のこと

 

 

 

しばらく良いお天気が続いておりますが、どうやら明日から雨の予報です。

 

さて、本日は、少々お耳の痛い内容でございます。

よくお越しいただいて、店の雰囲気をご存知のお客様には関係のないお話ですが。

(興味のない方はスルーしてくださいね。)

 

若い頃、フランス料理というと、高校を卒業する前にホテルで習ったテーブルマナー、

友人の結婚式以外ではほとんど口にする機会はありませんでした。

 

それでもシェフは、料理人を志してから、勉強のためにシェフのお父さんに京都はもちろん、

東京の有名店によく連れられたそうです。もう35年くらい昔のことです。

 

今の時代のように、お友達同士で気軽に食べに行けるレストランはありませんでした。

フランス料理。昔に比べてお店も増え、金額的にもずいぶん身近にお召し上がりいただける時代になりましたが、

ありがたい反面、近頃は「外で食事をする」という意識があまりないように感じることがございます。

当たり前のことが当たり前でなくなっているように思うこの頃です。

当店は、決して堅苦しい店ではありません。皆さんで楽しくお食事を楽しんでいただいております。

ただ、「外食」となると、お家でお食事をなさる時のように、楽ちんに、

本能のまま自分のしたいようにする振る舞いはしていただけません。

知らない人と同じ空間でお食事をするのです。

和食でも洋食でもフランス料理でも、お外で食事をする最低限のことは必要ではないでしょうか。

 

特にフランス料理のコースともなると、お客様のお食事の進み具合は常に見ております。

空いている時も満席の時も、店のどこにいても見ています。

店の人の気配や視線「見られている」ことに慣れない方には,

それを窮屈だと不快に感じられることもおありの様で、なかには非常に珍しいですが、

店の人に「査定されているようだ」と言うお方もおいでのようです。

が、私どもも、常によそのお店と比べられ、逆に「査定」されていると感じることも少なからずございます。

そして、良かれと思ってお聞きしたりしたことが、捻じれた受け取られ方をされたり…。

カウンターのお寿司屋さんや和食のほうが緊張すると思いますけど…。

 

「テーブルマナー」については、分からなくても、遠慮なく聞いてくだされば、分かる範囲でお答えします。

そうしたことが出来るのは、お客様との距離が近い小さなお店の特権でございますので。

 

また、当店の玄関口の黒板のお願い事項やメニューブックで案内しているお願い事項などについて、

稀に目くじらを立てられるお客様がいらっしゃいます。

だいたいは、共通する年齢層であったり、特徴をお持ちの方ですが。

 

当店の立地は、私有地の路地の中でございます。

(市道ではなく、お住まいの方の個人所有の道)

お住いのご近所さまへの配慮と、オープン以来様々な苦情をいただいた結果です。

 

黒板の案内がなければ、

●携帯で通話をしながら奥の民家の前をウロウロされる。

●他所のお宅の軒下で大きな声で談笑される。

●他所のお宅をじろじろ見ながら奥まで入られる。

自転車は、6台くらいとめられてお叱りを受けたこともありました。

 

見ず知らずの人が、自宅の軒下でお喋りされたり通話されたら嫌ではありませんか?

知らない人が自分の土地に自転車を止めたら平気ですか?

 

お心当たりのあるかたには、口うるさく感じられると思いますが、

店側も、なにも好きこのんで「うるさく感じること」をしているのではありません。

それ相応のことがあって、止むを得ずでございます。

特に言葉にすると、「お願い」が「注意」と受け取られるため、

読んで理解していただければと、文字で案内しておりますが、

「恐れ入りますが…」で始まる文言でさえ「命令口調」と理解される個性的な方もおられます。

いちいち書かなければ、無法地帯のようになってしまいますので仕方ないのです。

したくないことをせねばならない辛い心の内も想像して、ご理解いただきたく思います。

宝くじでも当たれば、もっと広くて気を使わなくて済む場所に変わるのですが…。

なにぶん、10坪とわずかの小さな店でございます。

当店のお願い事項に関しまして、大変だなぁと、少し広い心を持っていただければ有り難いです。